幸せに学ぶ

教育の世界はすごい勢いで変化してきています。

言うまでもなく、インターネットの影響です。

さらには、AIの加速度的な発達が、見通しをも大きく塗り替えています。

 

かつては、『何を知っているか』が教養でした。

しかし、今ではほとんどのことはネットで調べればわかります。自分が知っているかどうかはあまり大きな問題ではなく、『調べ方』を心得ているかどうかが重要です。

 

AIの発達は、さらに状況を変化させます。

人間同士の記憶力の差は、対AIとの比較で言えば、どれほどあっても誤差になります。つまり、『頭がいい』ということが価値ではなくなってくるわけです。

そうした時代において、『幸せ』を感じられる学びとはどんなものでしょうか?

幸せを感じるのは人間自身ですから、そこはAIの領域ではありません。もちろん、レコメンドのサポートなどはあるでしょうが、人間の幸せは人間自身が深く考えるべき問題です。

渡すのではなく、引き出す

 

 

かつての先生は、自分の知っていることを生徒に伝える人でした。

『知識を渡す』仕事だったわけです。

 

もちろんそれが間違っていたわけではなく、進化の過程においては必要な教育法でした。が、今では事情が違ってきているわけです。

 

 

上記したように、知識は調べることで身につけることができるようになってきています。つまり、知識自体を伝授するよりも、『調べる/学ぶ意欲』をいかに喚起するかが重要になっているのです。

 

 

ティーチングコーチングの違いとも言えます。

 

ティーチング、つまり『教える』という場合には主体は先生であり、生徒は『教わる』立場になります。

一方、『調べる/学ぶ』のはどこまでいっても生徒自身ですから、主体は生徒になります。その時、先生は生徒の中に眠っている意欲を掘り起こす存在になるわけです。

 

 

渡すという関係性は、どうしても渡す側に力や余裕があります。すると、主従関係が生まれやすくなってしまいますが、コーチングの場合には、むしろその関係は邪魔です。

 

教育全体の変化の中で、先生の役割も様変わりしているんですね。

肯定性と否定性

 

 

別の観点で教育の変化を考えてみましょう。

 

かつての教育は、どちかと言えば『否定性』を強く持っていました。『○○をやってはいけません』という指摘傾向です。

 

『ルール』と言ってもいいのですが、禁止事項を教え込むことが教育のになった大きな役割でした。

それは、工業社会においては、特に重要視されていました。製造工程で勝手なことをやる人がいると、全体の生産性が落ちるからです。間違ったことをやらないことが重んじられました。

 

正しい知識の伝授を『進化の過程においては必要な教育法だった』と記したのはそのためです。

しかし、多くのことが機械に任され、人間に人間らしさが求められる時代においては、『肯定性』が大切になってきます。

承認と励まし

『それをやってもいいんだよ』という挑戦意欲の喚起こそ、主体性を育てることになるからです。

背中を見せる

 

 

さらに言えば、人の『あり方』を見せることが、最高の教育になってきています。

 

少し旧い表現で言えば、『背中を見せる』という姿勢ですが、先生自身が『調べる/学ぶ』人であることほど生徒を勇気づける営みはありません。

山本五十六さんの

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』

という言葉が思い浮かびます。

この言葉には続きがあって

『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』

と語られています。

 

そうしても見ると、教育の流れが『変わった』というよりも、『本質的になった』というべきなのかもしれません。

 

いずれにせよ、大人がかっこいい背中を見せることが大切であり、それは『幸せに働く』ことにも通じます。

ブログによる発信

 

 

現在、わたしは主にアメーバ・ブログで情報発信をしています。

ブログのタイトルは『確信犯的スーパー勘違い』です。

いささか元気がなくなってしまった日本の中で、『意識的に大げさな役側を買って出る』見本になろうと思い、そのタイトルをつけました。

 

どうぞ、そちらもご覧ください。

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