『切磋琢磨』で生まれる美しい光景とは?

更新日:2月16日

この投稿は、2019年12月26日 アメブロに書いた記事を再編集したものです。

『他人と比べるのではなく、昨日の自分に負けないように』

ってことですね。





『切磋琢磨』には、石同士を擦り合わせて

磨きをかけるイメージがありますが、

語源的には

ことさらお互いをぶつける意味はありません。

「切」は動物の骨や角を切り分ける作業。

「磋」は玉や角をみがく作業。

「琢」は玉や石の形を整える作業。

「磨」は石を輝かせる作業。

それぞれに加工の工程を示しています。

指摘したいのは、

材料同士をぶつかりあわせて結果を出す

ことではない点です。

つまり、元来『競い合わせる』という

ニュアンスはそれほどないんですね。

むしろ、それぞれの玉や石をみがき

その輝きを映しあうというイメージの方が

しっくりきます。

各自がおのれを磨き、互いのあり方を見て、

さらに自分の襟を正す感じです。

そのことを考えていたら

3Dソフトの反射技術の話が思い出されました。

コンピューターも3Dソフトもかつては非力で

物を2つ並べた時の反射計算は

せいぜい1往復か2往復だったそうです。

たとえば、車が2台並んでいるとしたら

一方の車の色はとなりの車に影響を与えます。

その車はもともとの車体の色にプラス

となりの車の反射が映るわけで、

さらにその色が元の車に映り……。

現実には、その映しあいは無限で、

回数が決まっていることではありません。

しかし、

コンピューターでその現象を再現する場合には

往復回数を設定しなければなりません。

で、当初はそれが1〜2往復だったので

不自然にしか見えなかったという話です。

人間の影響関係も

同じように言えるかもしれません。

一方が、一方に依存する関係性は不自然です。

一方が、他方に影響を与えたら、

それによる変化が元の人に返っていく。

その高めあいこそ『切磋琢磨』であり、

美しい光景と言えるのではないでしょうか。

そして、

そうした関係性を持てることは幸せです。

そのためには

まずは自分を高めるところからですね。

なぜなら

『類は友を呼ぶ』からです。

未来は自分でつくれます!