そのロケットは錦の御旗



『錦の御旗』というのは

天皇家の軍隊であることを示す旗です。


有名なのは、戊辰戦争で新政府軍が

かかげたものですね。


この旗には

天皇家の菊の御紋がついていますから

これを持った軍隊との戦いは

天皇家に敵対することを意味します。


つまり、朝敵となるわけです。


これを見た旧幕府軍は

一気に戦意を喪失したと言われます。




転じて『正統性を示す』代名詞にも

なりました。


ここで

アポロ・ロケットをそれにたとえたのは


民主主義の理想に燃えるアメリカが

自分たちの力を結集させるために

天高く突き上げた旗だったからです。



背景には、

競争相手であるソ連の

圧倒的なリードがありました。


世界初の人工衛星の打ち上げに続き、

有人宇宙船の地球周回にも成功。


こと宇宙開発に関する限り

ソ連は一歩も二歩も

アメリカの先を走っていました。



そして、それらは単なる技術革新ではなく

大陸弾道ミサイルの技術があることを示す

軍事的アピールでもあったのです。



そうしたソ連の脅威に対して

ケネディ大統領がかかげたのが

『月に人間を送り

 無事に帰還させる』

ことでした。


1961年に発表されたその声明では

達成期限を「60年代が終わるまで」

としました。



アポロ11号が月面着陸を果たし、

地球に帰還したのは

1969年7月24日です。


劇的でした。




アポロ計画には

さまざまな政治的思惑もからみ

また数えきれないドラマがあります。


人によって受け止め方もさまざまですが、

わたしが感嘆するのは、

それ自体がドラマのような

ケネディ大統領の演説です。


曰く

『ただ一人の人間が

 月に行くのではありません。

 我々がこの判断を肯定すれば、

 全国民が月に行ったも同然です』



国民全員をまきこむリーダーシップでした。


 

理想の旗を振ることに関する

さらに詳しい解説は昨日の投稿で。

参考記事:

『かかげた旗を振ると、善いことが起きる』



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