たったひとつの冴えたあり方

この投稿は、2019年7月17日

アメブロに書いた記事を再編集したものです。

『4象限』でいろんなことを考えていた頃の

記事になります。

自分自身が何かに気づくこともふくめて、

『気づき』という活動に

大きな価値を見出していたことが感じられます。





『たったひとつの冴えたやりかた』という

SF小説があります。

ジェイムズ・ティプトリー・Jr氏の作で

日本語訳はSF翻訳の巨人:浅倉久志さん。

内容もさることながら、

わたしはその題名が大好きです。

まさに、それ自体が『冴えた』タイトルだなと

いつも感じます。

では、『冴えてない』って何なのか?

と考えて、出てきた答えは『形式的』でした。

思考が停止している状態ですね。

というわけで、『問い』『答え』

『冴えた』『形式的な』

4象限をつくってみました。



横軸に『問い』『答え』

置こうとしたのですが、

ここはちょっと迷いました。

はたして

『冴えた問い』『冴えた答え』では

どちらが素敵なものか?

話を少し迂回させますが、

本当にその人にわかって欲しければ

安易に答えを教えるのではなく

相手自身に考えてもらう必要があります。

『自分が導き出した答えは一生忘れない』

からです。

相手が考える機会を大切にし、

それを奪ってしまわないようにしたいですね。

それこそ、本当の意味で

『冴えたやり方』と言えます。

『冴えた問い』『冴えた答え』では

問いの方に魅力を感じたので

それが右上に来るように全体を構成しました。

あらためて配置してみると、

冴えた問いが『気づき』をもたらすことが

わかります。

対極となる左下は『形式的な答え』ですが、

形式的な答えが導くものは対話の終わりです。

そして、形式的な答えは

冴えた問いからは出てきにくいですよね。

まったく出てこないわけじゃありませんが、

答えが形式的になるのは

問いが形式的だからだと言えます。

そこで気づいたのは

『形式的』とは一方通行であるということです。

冴えた答えは喜びを生み出し、

さらなる問いを誘発します。

つまり、作用が相互的なんですね。

『冴えた答え』

それ自体としては切れ味鋭いわけですが、

一方通行的になりやすいという点では

ちょっと危険かもしれません。

『この人からは

 おもしろい答えが出てくる』

という信頼こそ、

『冴えたあり方』

ってことですね。

未来は自分でつくれます!