ヒエラルキーという迷路



だいたいにおいてヒエラルキー(=階級制度)は

良くない状況を引き寄せます。

それにはいろんな理由がありますが、

本来、現象は「ただ起きる」だけなのに

そこに人間が恣意的な価値観を持ち込むため

状況全体をゆがめてしまうのです。

 

ただし、

「ヒエラルキーをつけない」

というしばりに固執し過ぎてしまうと、今度は

「誰が一番ヒエラルキーをつけなかったか?」

という、なんだかへんてこりんな逆転劇が

起きてしまいます。

 

また、階級はほとんどの場合に必要ありませんが、

順序はつけた方が便利です。

順序まで無くしてしまうと

乱暴な無秩序状態が発生し、

結局「力のヒエラルキー」が生まれてしまいます。

 

これも、元の木阿弥です。

 

ちなみに、「元の木阿弥」をコトバングで調べたら

次のような解説が載っていました。

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戦国時代の武将筒井順昭が病死した時、

死を隠すために、その子順慶が成人するまで、

声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせて外来者を欺き、

順慶が成人するや順昭の喪を公表したために、

木阿弥は再びもとの身分にもどったという故事からという。

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元の木阿弥が、意外に、

ヒエラルキーに関係する言葉だったことに驚き。


ぐるっとまわって、元の場所に出た感じです(笑)

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