
武者小路実篤さんの名言
「仲よき事は美しき哉」について考えてみました。
端的に言って、なぜ「仲良きこと」が美しいのか? と。
これを考えるためには、
まず最初に「美しさ」の定義が必要です。
美しさとは何か?
美しさとは、要素の関係性が整った状態です。
部分と部分が調和し、さらに全体と部分が調和した時
美しさは生まれます。
絵画においては形のバランス、色の調和が美の道しるべ。
音楽ならば、音の調和が美しさを生みます。
ダイヤモンドにしても、光の反射が整っていることで
美しいと感じられるわけです。
これを人間関係に当てはめて言えば、仲が良いというのは
力関係の調和や思いやりによる融和と考えられます。
つまり、
一方が他方よりも大き過ぎたり強過ぎたりするのではなく
均衡が保たれている状態です。
亭主関白やパワー・ハラスメントは
著しくバランスを欠いていますよね。
美しい夫婦でありたいと思っています。