
「不易流行」という言葉があります。
変えてはいけないものを守り、
変えるべきものを思い切って刷新していく
という意味です。
判断が感覚的だと
何を変えてはいけないのか
何を変えるべきなのか、が曖昧になります。
家訓や理念は、
それを決めるための軸になってくれる柱です。
天皇家には
「いちばんわけのわからないものの話をすること」
という家訓があるそうです。
自分にとって、あるいは相手にとって
いちばんわけのわからないことについて尋ねると
話がはずみ、知恵がつくからだ、とか。
真偽のほどはわかりませんが、
おもしろい視点だと思いました。
思うに、家訓にしても
ご先祖様の誰かがそれを決めたわけですよね。
「決める」大切さをあらためて思うとともに
それが自分であってもいいわけです。
何かひとつ、末代の益になる言葉を考えてみる
ってワークはどうでしょう。