口に入れるものと出すもの



「人は食べ物と言葉でできている」と言われます。

おもしろいのは、どちらも口に関係していること。

食べ物は口から身体に入れ、

言葉は口から外に出します。

 

口から食べ物を出したり、

言葉を飲み込んだりしているってのは

調子が悪い時ですね(笑)

 

 

ところで、僕はここ数年

自分で料理をするようになったし、

きちんとしたものを食べるようになりました。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

以前はお昼ご飯はカロリーメイトだけ

ってな生活をしてたんです。

 

食べることに興味がなかったというか、

質素倹約をよしとする家に育ったので

美味しいものを食べるってのは

なんだかそれだけで贅沢な気がしていました。

 

贅沢、というか無駄遣いですね。 

 

 

でも、ジャンクな美味しさではなく

きちんと美味しいものって

身体にいいものですよね。

 

美味しいものをきちんと食べるってのは

自分の身体=自分自身を大切にするってことです。

 

 

つまり、以前の僕は

口から自分を粗末にするものを入れてたんですね。

 

そして、

口から出すものも同じだったと思います。

ネガティブというほどではないにせよ

自分を大切にする言葉を

あまり出していませんでした。

 

自己肯定感が下がるわけです。

 

 

冒頭の言葉にはもう少し詳細なバージョンもあって

「聞いた言葉で心がつくられ

 話した言葉で未来がつくられる」

と言われることもあります。

 

食べたもので未来の身体がつくられ、

話した言葉で未来の境遇がつくられる。

 

 

『善いものを口にする』とは

よくいったものです。


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