善い評論家と悪い評論家とは?



経営の現場では、

自分はやらずに人のことをああだこうだ言う

評論家は嫌われます。

規模や職種にはよりますが、まずは見本を示す

率先垂範が基本です。

 

では、そもそも評論家が悪いのかと言えば

善い評論家と悪い評論家の2種類が

あると思います。

 

まあ、厳密にはグラデーションのような感じに

なりますから、どこかでキッパリと分かれる

わけではありませんが。

 

 

で、

善い評論家と悪い評論家で何が違うかと言うと

それは「善い言葉を使う評論家」と

「悪い言葉を使う評論家」ってことになります。

 

善い言葉を使う評論家は、

対象の善いところを見つけて褒めるので

聞いていて気持ちがいいです。

 

一方、悪い言葉を使う評論家は、

「あそこが悪い」「ここがダメだ」という

指摘をするので、聞いていると

「じゃぁ、お前がやれよ」という気持ちに

なってきます。

 

つまり、悪い言葉を使う評論家は

悪い感情を呼び起こす人とも言えます。

 

 

もう少し俯瞰して見ると、

 

善い言葉を使う評論家というのは、

対象に位置や役割を与えているのだと言えます。

 

「そのあり方にはこういう美点がありますね」と。

 

対象と世界を結ぶ営みです。

 

 

かたや、悪い言葉を使う評論家というのは、

対象を世界から切り離し、

孤立させていきます。

 

 

つまり、評論においても

結ぶ言葉と切り離す言葉があるということ。

 

言葉は対象を分解(=切り離)しがちな

ツールなので、

やたらにふりまわすと危ないってことですね。

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