
母は4人姉妹の長女だったのですが、
3番目のおばさんが
家族の歴史にくわしくて驚きました。
ぼくから見れば、
ひいおじいちゃんにあたる二代目幸太郎さん
(と、わが家ではよばれる人)の話や
その三男(おじいちゃんの弟)の話を
とても興味深く聞きました。
三男はとてもやんちゃだったそうですが、
それは二代目幸太郎さんが再婚をして
誰もしつけをしなからだったからだとか。
その後、三男は8歳の時に広島に遊びにいって
原爆で亡くなってしまいます。
そんな、社会的にはほとんど意味のない
あるいは個人的にも
知ったからと言って何かに役立つわけでもない
ただただ「歴史」としての情報って
なんだか不思議だなぁ、と思いました。
そして、
「一代はあっという間やなぁ」
という言葉が、とても印象的でした。
確かに、ぼくらの子供の代までいれれば5世代。
その中では、一代のあれこれは
本当に「あっ」という間だと思います。
だからこそ尊く、
つむがれたご縁といただいたご恩に
あらためて感謝いたします。