幸せのどこでもドア


幸せという感覚は「今を素直に喜ぶ」ことなので、

つまるところ考え方次第と言えます。

「お金がたまったら」とか「結婚できたら」

といった条件のクリアで得られる感覚ではなく、

今の自分を肯定できれば得られる喜びです。

 

そのため、理論的には考え方を変えさえすれば

「一瞬で」到達できる境地なわけですが、

残念ながら人間は

なかなか考え方を変えることができません。

幸せへの道のりが長く感じられる由縁です。

 

宗教や成功哲学、心理学やコーチングなど

さまざまな知識や技術は

「幸せ」という名前の同じ桃源郷を目指す

交通手段の違いと言えます。

 

生まれついて幸せ(を感じられる)人とは

普通に歩いていたら桃源郷に着けた人ですね。

皆無とは言いませんが、

そのような人は少ないと思います。

 

ほとんどの人がなんらかの交通手段を

使わざるをえず、それが自動車だったり、

船や飛行機だったりするわけです。

で、船酔いをしやすい人もいれば

飛行機が怖い人もいます。

宗教で救われるのならそれもいいでしょうし、

理詰めで動きたいのであればそれもいい。

 

問題は自分にあっているかどうか、ですね。

かくいうぼくは、

お金がたまったら奥さんが喜んでくれて

仲良く幸せな結婚生活がおくれるだろうと

漠然と考えていました。

条件クリアを幸せの前提とする罠にはまり、

船酔いに苦しみながら船に乗っていた感じです。

しかも全然違った方向をめざしていました。

 

結局、その船自体を降りることになり、

降り立った場所=自分がどこにいるのかさえ

わからなりました。

止まっていても仕方がないので歩き出したら、

目の前に急に「どこでもドア」が出てきた感じ。

そこが入り口だったという意味では、

すべての動きは無駄ではなかったとも言えます。

考え方の変化が起きる=どこでもドアをくぐるのは

一瞬ですが、扉がどこにあるかわからないのが

人生のおもしろいところですね。

 

ところで、「どこでもドア」とは何か?

これまた人によっていろんな形があるでしょうが

ぼくのそれは肩の力を抜いて

「幸せになりたいなぁ」と素直に思ったこと。

つまり、潜在意識の書き換えだったように思います。

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