強いチームとは?/切磋琢磨する環境

更新日:2月16日

この投稿は、2019年12月23日

アメブロに書いた記事を再編集したものです。


ビジネスを戦いに例えること自体が

好きではありません。

敢えて言えば、ビジネスの現場でこそ

『人の和』が大切です。





結果を善くするには、行動を善くする必要があり

行動を善くするには、思考を善くする必要があり

思考を善くするには、関係を善くする必要がある。

ということで、

構築されている人間関係の質が

めぐりめぐって結果を変えるのだ

という指摘があります。

マサチューセッツ工科大学/

ダニエル・キム教授の組織論です。

人の『和』に重きを置こうとすると

『仲良しこよし』的な言いまわしになってしまい、

言力のこもらない感じになりがちですが、

本当は強靭なんですね。

天の時は地の利にしかず、

地の利は人の和にしかず

という言葉もあります。

戦いに際してはタイミングが大事だが、

タイミングよりもポジショニングが大切。

そして、ポジショニングよりも

さらに団結力が大切との指摘です。

そもそも、お互いの欠点を指摘しあい

足を引っ張り合う組織が強いはずもありません。

『切磋琢磨』できる関係はすばらしいものですが、

それには正々堂々とした姿勢が前提になります。

競う基準を単なる相対評価だけにしてしまうと、

自分が上がるよりも相手を下げる方が楽なので

人をおとしめる風土が生まれやすいんですよね。

誰かと比較して自分の立ち位置を決めるのではなく、

昨日の自分と比べて前に進んでいるかどうか。

各自がその姿勢と成果を競いあうのが

本当の意味での『切磋琢磨』する環境です。

ですから、

組織論として甘いのは実は

『表面的な結果を競いあわせて成果を出させる』

マネージメントの方なんです。

人はそれぞれに持ち味も能力も違いますから、

それらを見極めて各自の『昨日』と競わせる。

その風土をつくることこそリーダーの役割であり、

強いチームビルディングと言えます。

ぐるっとめぐって、冒頭の指摘。

どうして関係性が悪くなるかというと、

現状が『善くない』ものに感じられ

その原因が『誰か』にあると考えるからです。

一方、善い関係性の前提には

現状を『善い』と感じる喜びと

それを誰かのおかげと思う『感謝』があります。

つまり、そこでも問題は

『欠乏』から始めるのか

『感謝』から始めるかなんですね。

だとすれば、

幸せな組織をつくれるリーダーの資質は

本人が幸せなイメージを持っているかどうか

だと言えます。

未来は自分でつくれます!