時代の変化がわかりませんでした



「時代が変わった」という感覚は

持つのが簡単ではありません。

大きな事件で風潮が変わることもありますが、

思考や習慣の変化はおおむねゆるやかで

「ここから変わりました」と指摘することは

なかなかできないからです。

 

たとえば、今やタバコを吸う人は

街の片隅に追いやられていますが、

それは徐々にいろんな場所が禁煙になった結果。

かつては電車や飛行機の中でも

タバコを吸えたんですよね。

 

職場が煙でモウモウとしているなんてのも

けっこう当たり前でした。

 

 

スポーツの世界でも、

今では褒めて伸ばす指導が定着していますが、

以前はダメ出し一辺倒でしたよね。

 

まあ、オリンピック自体が普仏戦争に負けた

フランスの国民改造政策から始まった以上、

鍛える=軍隊的というのは

ある意味、自然だったわけですが、

今や潜在意識にフタをするたぐいの

コーチングは時代遅れになっています。

 

 

日本がかかえている問題の一つは、

その「時代が変わった」という感覚を

持てていない人がけっこういる

ってことだと思います。

 

と偉そうに書いていますが、

かくいうぼくも「持ててない」人でした。

 

特に感じているのは、肯定性と否定性。

 

スポーツの話に少しふれたのは

それがわかりやすく表出しているからです。

 

 

何かに対して否定的・批判的な

アプローチをカッコイイと感じるのは

前衛的な感性です。

それは、

戦いの最前線にいるっていう誇らしさですが、

その原型ってフランス革命なんですね。

 

王様がやらやましいのは

一番後ろで安全にしていられるから。

 

そういう王様に対して「お前はダメだ!」

と『否』をつきつけたのが

革命軍の前衛であり、

先行する賢威に対する否定のカッコ良さ

って、そこに由来しているわけです。

 

 

で、

長い間、ぼくもそれに憧れていました。

 

しかし、

怒りは共感を呼ばないんですよね。

怒りにつながっていくのは

同じように怒っている人だけで、

それは共感とは違います。

 

 

今、そのあたりのことを整理して

おもしろく理解してもらえる

カリキュラムを作成中です。

 

お楽しみに !!!


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