消えてしまった30分



本日、臥龍老師の感動経営講座の一環で

土光敏夫さんに関する30分スピーチをします。

 

土光敏夫さんは松下幸之助さんとならぶ

昭和の神様的経営者ですが、

ぼくが土光さんにひかれるのは

母親の登美さんがとても魅力的な方だったから でもあります。

 

土光登美さん。

なんと、70歳になってから

たった一人で女学校を設立してしまった人で

なんというか、この母にしてこの子ありというか。

とにかくすごい女性でした。

先日、橘学苑を訪問したのは

その歴史と波動にふれたかったからです。

 

しかし、残念ながらスピーチは30分なので、

推敲する段階で登美さんに関する多くの挿話は

割愛せざるを得ませんでした。

あくまで主軸は敏夫さんなので。

ただ、登美さんが大変熱心な法華経徒だったことは

土光親子を語る上ではけっこう重要なんですね。

 

「備前法華に安芸門徒」と言われるように

広島県では穏やかな浄土真宗が広がりましたが

登美さんの生まれ育ったお隣の岡山県は法華経、

中でも不受不施派という大変先鋭的な

宗教・宗派の根づいた土地でした。

岡山は穏やかで大人しい印象の県ですが、

こと宗教に関してはとても尖った場所だったのです。

 

不受不施派は法華経を絶対的な真理として

天皇や大名でもその名のもとでは平等と考えます。

その反権力性故に、キリスト教のように弾圧され

隠れ信者を生み出したほど。

その信心が登美さんの強さをつくり、

敏夫さんの経営理念に継承されていきました。

 

といったフルバージョン(約1時間)のお話も

いつかどこかでしたいなぁ。

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