経営とは極楽をつくること

最終更新: 2018年11月14日


漢字の語源はさまざまなことを教えてくれます。

経営の「経」の字が表しているのは、縦にたらされた糸。

一瞬、「経度って横の線なのでは?」と思いますが、

経度が示しているのは縦方向の分割ですから

下にのびる糸で意味は整合しています。

 

いずれにせよ、経営は仏教用語であり

たらされた糸は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のように

極楽へと通じているそうです。

経営とは浄土への道筋を示す営みなんですね。

あるいは、「この指とまれ」の指を立てる活動と

言ってもいいかもしれません。

自分が起点になって、

この世に極楽を生み出す挑戦なのです。

 

と、偉そうに解説をしましたが、

これはぼくが考え出したことではなく

先日、臥龍老師に教えていただいたお話です。

臥龍老師は通称で、

本名は角田識之さんとおっしゃいますが、

今、ぼくはこの方の提唱される感動経営という

あり方・考え方を学んでいます。

 

臥龍老師の感動経営は人を大切にする人本主義です。

従業員とお客様をともに大切にすることで

もって高度幸福化社会を実現しようとするもの。

あわせて大家族主義をうたい、

縁ある人々の絆を愛情豊かに強めていく手法です。

あるいは、高い理想をかかげる

理念型経営と言ってもいいでしょう。

 

そうした考え方が心の琴線にふれたのは

ぼくが家族を集団のひな形と捉え

その円満さが幸せに通じると考えているからです。

現在、サイトに

『仲良きことにこがれる理由/家族の肖像』という

文章を日々書き綴っているのは

そんなこんながあってのことと言えます。

https://www.bluecity.site/conversation-pieces

 

経営やシーダーシップはとかく責任=責める任務

ばかりが強調されがちですが、

根本にあるのはこの世に極楽をつくり出したい

という気持ちであり、縁ある人への思いです。

そう捉えると、経営という言葉が

まったく違って感じられてこないでしょうか?



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