言葉の頼りなさを実感すると、意識が変わる

この投稿は、2020年2月12日 アメブロに書いた記事を再編集したものです。

『人は言葉と食べるものでできている』と言われますが

『言葉』特に『言葉』



五感の中で言葉に密接に関係するのは

です。

触覚(主に手)は

点字を使う場合や手話の動きで

副次的に言葉に関係しますが、

遠いのは味覚嗅覚ですね。

ですから、

ワインのテイスティングや

調香師の香りを記憶する技術などには

どこか魔術的イメージが宿ります。

あるいは

とてつもない手探り状態と言いますか……。

香りや味を伝えようと思うと

言葉がいかに扱いずらい道具であるかを

思い知らされます。

たとえば、

目で見たものを名指すのであれば

「いす」「つくえ」「かびん」

といった具合に、

単語は苦もなく出てきます。

しかし、初めて飲んだワインや

香水の香りを相手に伝えようとするには

「○○に似ている」という類推に

頼るしかなくなります。

それ自体が何に似ているのか

考えるのも大変ですが、

相手がその対象を知っているかも

微妙な問題ですよね。

とはいえ、本来、言葉とは

そうした綱渡り的な決めごとです。

目や耳から入る情報は使う頻度が高いので

変換の過程が気にならないだけで、

見慣れない美術作品や

新しいジャンルの音楽を聞いたときには

同じことが起こりますよね。

言葉は多くの場合、

意識されることなく、習慣的に使われます。

逆に言えば、

意識的に使う言葉を変えるのは

本当に大変なんですね。

しかし、

あなたが口から発する言葉は

あなたの未来をつくっていきます。

明るい言葉は明るい未来を

暗い言葉は暗い未来をひきよせます。

だからこそ、

明るい言葉を使いたいわけです。

未来は自分でつくれます!