話のすれ違いをなくすポイント



『パクる』の語源をネットで調べてみました。

『パクるが一般的にも広く浸透したのは

 1970年代末以降だが、明治時代には隠語として

 不良を中心に一部の若者の間で使われている。

 語源については「縛」からきたとする説、

 ドイツ語で包む・掴む(とっ捕まえる)という

 意味の「packen(パッケン)」からきたとする

 説がある(真説・俗説については不明)。』

とのこと。

 

『縛(バク)る』からの変化はおもしろいし、

「明治時代にドイツ語から」と言われると

なんだか妙に納得してしまいます。

 

 

で、なぜ、

『パクる』を調べてみようと思ったかというと、

ぼくは、その言葉があまり好きではなくて

それがどうしてかを考えてみたくなったのです。

 

かたや、

『真似る』には善いイメージを持っています。

『学ぶ』の語源は『真似ぶ』であり、

何かを習得するのに『真似る』ことは

とても大切です。

 

しかし、『パクる』には

人目を盗んでこっそり持ち去るニュアンスがあり

先人への敬意が薄い感じがするんですね。

 

盗人たけだけしい、印象。

 

 

昔、こんな話を聞いたことがあります。


ニューヨークで屋根づたいに逃げていた泥棒が

ある家の屋根がオンボロだったために

転んで捕まってしまい、

怒ってその家の主人を訴えた、と。

 

パクった末にパクられて、なお、

というお話ですね。

 

 

とはいえ、

言葉は人によって持っている印象が違うので、

意外に『パクる』に主体性を感じ、

『真似る』の方が嫌いという方も

いらっしゃるかもしれません。

 

『ものまね』という言葉にしても

肯定的に感じられるか?

否定的に感じられるか?

 

人によって違うと思います。

 

 

コミュニケーションにおいて

使う言葉の意味やニュアンスをそろえるのは

大事なポイントですね。

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