
パンドラの箱には悪しきものがたくさん入っていて
ふたを開けたことで、世界に災いが解き放たれてしまいます。
が、箱の底には「希望」があったというお話。
うがった見方をすれば、悪しきものが入っている箱の中にある
ということは、希望もまた災いと考えられます。
実際、希望を持たなければ失望もないからです。
しかし、まったく逆の見方をすれば
希望という宝物を隠すために、災いが総動員された
とも考えられます。
それくらい、希望は尊いものである、と。
人から見て、うらやむばかりの生活だったとしても
希望、つまり未来に開かれたワクワク感がなければ
気持ちは沈んでしまいます。
逆に、どんなに過酷な状況であっても
希望があれば、人は笑うことができます。
あきらめない、というのも希望がもたらす力ですね。
あまりひねくれた考えを持たず、
素直に「希望」を持つことが
人生を楽しく過ごすコツだと思います。